詩吟を習って,先人の生き方を学びます。漢詩や和歌、俳句に節をつけて腹から声を出して歌います。
健康増進、ストレス解消に最適です。

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心こそ心迷わす心なれ 心に心 心許すな 沢庵禅師

病は気から ヒポコンドリー症

 詩は音楽に恋している。谷川俊太郎先生の名言です。
 素敵な和歌や詩があると、節をつけて吟じたくなる。
 節をつけて吟じると、詩を楽に暗記できるようになる。詩を楽しむには、自分流で良いから、節をつけて吟じると気持ちがいい。

 不動智神妙録
不動智神妙録(ふどうちしんみょうろく)は、江戸時代初期の禅僧・沢庵彭が執筆した「剣法(兵法)と禅法の一致(剣禅一致)」についての書物である。その書の中に有名な歌があります。

心こそ 沢庵禅師
心こそ心迷わす心なれ 
心に心 心許すな
剣禅一致を突き詰めた沢庵禅師ならではの歌で、座右の銘にしたい言葉です。
 詩吟の符付けは、調べた限りなかったので、自分流に符付けをすると、心か6回も出てきて、ひとつひとつの心をどんな心かを表現するのが楽しみになります。

 詩の解釈は一通りではなく、読む人によって違って良いのです。
作者が思ったことから更に飛躍できる、この歌が好きです。
 一人だけの雄々しさは空回りすることが多いので、一人でやりすぎず、協力して問題を解決しなさい。とこの詩を私は勝手に解釈しました。
-大変な子どもは、過保護にせず、管理し過ぎず、前途を考えすぎず、現実を肯定して、無理をせずに、挑戦と失敗と反省と成功をコツコツと積み重ねさせ、長い目で見守っていく。
-ちょっと叱られると、すごく反発してくるのは、自立したい欲求が溢れているから。
-ピンチはチャンス。
-大丈夫、大丈夫。ご先祖様が守っているから。
-積善の家には必ず余慶あり。
-周囲の協力頂ける組織の方々と連携を高めて、それぞれの立場から適材適所で支援体制を敷く。
-洪水は、逃げ道のない土手の低いところに崩れ出る。
-たとえ土手が崩壊しても、水の逃げ道を用意して、人が避難する時間を稼げるように設計する。

一つ目の心 一人の雄心は
二つ目の心 組織の無心を
三つ目の心 ころころ変わる心に変える(迷わす)なれば、
四つ目の心 雄心の私に
五つ目の心 無心の組織が
六つ目の心 一人だけの雄心を許さないと念じる心。(今の心のありようが念)

【雄心】 雄々しい心。勇気がある心

■素敵な和歌や詩があったら、自分流に解釈して歌ってみてください。
そして、詩吟教室で披露してください。見学お待ちしております♪

-病は気からは、古くから語り伝えられてきたこの言葉。意味は「病気は気持ちしだいで、良くもなれば悪くもなる」というものです。
-ヒポコンドリー症とは、「私は重い病気」という強い思い込みです。自分の健康について、「本当は、重い病気にかかっているのではないだろうか」と、必要以上に思い悩んでしまい、頭痛・めまい・胃痛などさまざまな症状があらわれる病気です。
必要以上に、悩まなくていいんだよ。

心こそ心まよわす心なれ、心に心
心なやむな おのが心に(^^)

2023/1/28