詩吟を習って,先人の生き方を学びます。漢詩や和歌、俳句に節をつけて腹から声を出して歌います。
健康増進、ストレス解消に最適です。

詩吟の音程考

高音を出すテクニック

詩吟の場合、音程は人それぞれに合わせて決めることができます。
無理に高い音を出す必要はありません。詩吟は、裏声を使わず地声で吟じます。ミファラシドのミの音程を、普通、水一本、一本、二本 三本 ・八本と本数で表します。男性の場合は一本か二本くらい。
女性の場合は四本から八本くらい。若い女性なら八本が普通にでます。

入門時、男性は普段高い音は出ません。水一本くらい。で、声が響かない吟になります。でもご安心ください。数ヶ月、高い声を出す練習を継続していると、少しずつ高い音が発声できるようになります。
■高い音を出す練習
-上顎の軟口蓋に息を当てて、
あ-え-い-お-う-ん- 

-口角を上げて、目から息を出すイメージで、あ-え-い-お-う-ん-
 
-口角を上げて、目を大きく開いて、
額から声を出すイメージで、
あ-え-い-お-う-ん- 
高い音が発声できると思います。

■男性と女性が一緒に吟じる
(合吟)の場合
無理に、音程を合わせる必要はありません。四本くらいを基準に、男性と女性が、遠慮せずに地声で吟じる
ことで、聞き応えのある合吟になります。

2023/1/16