みんなで声を合わせて大きな声を出す機会が減っています。
サッカーや野球の応援はもとより、観劇で「ブラボー」と叫ぶことも難しいようです。
そんな中、プロサッカー選手の長友選手がインタビューで「プラボー」と叫んで一躍脚光を浴びました。
一人で叫んであれだけの反響ですから、みんなで声をあわせて、大きな声を出したら、
感動が何倍にもなったと思います。
詩吟教室では、コロナ禍の今でも、マスクと距離を取ってではありますが、
みんなで声を合わせて、大きな声を出す練習をしています。
一人で声をだすよりも、みんなで大きな声を出すことで、楽しくなります。
ぜひ、一度ご見学にお越しいただければ幸いです。
なお、自宅などで、一人で詩吟を楽しむ場合は、次に述べる順序で楽しむのが良いと思います。
1.漢詩、和歌、俳句、近代詩、俳諧歌などを音読して、目と口と耳で楽しむ。
2.作者のことを調べ、詩のできたころの時代背景や作者の境遇を知る。
3.詩の4W1Hを抜き出す。 <詩や歌に なぜ(Why)は無い>
いつ(When) どこで(Where) だれが(Who) なにを(What) どのように(How)
朝/昼/夜 屋外/家内 作者であることが多い 気持ち/決意/思い/ 静/動/喜怒哀楽
4.一番言いたいこと。起承転結 のどこ? どの単語?
5.日本語のアクセントで間違いやすい言葉を正しく発声する。
あめ ✖飴 〇雨
ほおじ ✖法事 〇奉持
こえ ✖肥え 〇声
ぼおし ✖帽子 〇茅茨
6.素読、100回、情景が頭の中にイメージできるまで素読を繰り返す。
7.節をつけて腹から大きな声で吟じて、全身でその詩を楽しむ。 (^^)/
強弱、間、節調、長短、緩急を考えて、力を抜いて急がず慌てず、自然体で基本に忠実に丁寧に吟じる。